「コロナ」に揺れた今国会も会期末まで、1ヵ月余り。農水省関係では今後、種苗法が議論されます。この法律の目的は、農業者の皆様に優秀な品種を持続的に利用してもらうことです。日本で開発されたブドウやイチゴなどの優良品種が海外に流出し、第三国に輸出・産地化される事例があります。農業者が増殖したサクランボ品種が無断でオーストラリアの農家に譲渡され、産地化されたこともありました。このようなことで、国内の品種開発が滞ることが懸念されるため、より実効的に新品種を保護する法改正が必要なのです。一部で心配されている、「自家増殖が一律禁止になる」「生産コストや事務負担が増える」「使っている品種に許諾料がかかる」といったことはありませんので、ご安心ください。
かわの義博活動リポート14号が完成しました。
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